ことば



 「鐸 声」


         浄土宗新聞 令和元年8月号より転記
 今年のノーベル平和賞候補、グレタートウーンベリさんとうスウェーデンの16歳の少女をご存じだろうか。高校生の彼女は昨夏、議会の前にたった一人で座り込み、「気候変動問題のための学校ストライキ」を行って注目を浴びた。

 ◆頻発する異常気象と災害に心を痛めた彼女は、パリ協定を守って二酸化炭素の排出量を削減するために、ただちに行動を起こすよう政府に訴えたのだ。その後、第24回国連気候変動枠組条約締約国会議(COP24)などに招待された彼女は、「あなた方は、子どもたちを何より愛していると言いながら、子どもたちの未来を奪っている」と訴え、環境問題に無関心な大人たちに「大惨事を食い止めるために残された時間はわずか」と警告を発した。彼女の主張への共感が、ヨーロッパを中心に世界中に広がっている。

 ◆地球温暖化が原因とされる猛烈な豪雨が日本でも毎年のように各地を謳い、今年もすでに九州などに甚大な被害をもたらしている。

 ◆浄土宗は、21世紀劈頭にあたり「世界に共生を」と宣言した。共生こそは、今日私たちが留意すべき普遍的かつ最重要なテーマだ。地球環境のため、次代を担う子どもたちのためにも、社会全体での早急な取り組みが求められている。

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